2005/05/14

ランディさんの記事『「ほんとう」の呪い』

既に0時を過ぎているので、二日間ブログを書かなかったことになる。まぁこういう事もあるだろうし、それは別に良いのだが、ブログを始めてから多分初めてのことだと思う。
でも今週も終わり、やっと休みだ。明日は東京は曇りのち雨らしい。バイクが戻ってから休みが雨は困る。本当に困る。

久しぶりにランディさんのブログを読む。記事は、『「ほんとう」の呪い』。書く人だけあって言葉に敏感なようだ。記事にあったランディさんの彼の言葉が面白い。
『たとえば彼は「ほんとうにありがとうございました」という文章が嫌いだ、と言うのである。「ありがとうに、ほんとうをつける必要はない。ありがとうとはすでに偽りない言葉なのだから、ありがとうにほんとうをつけたらありがとうに失礼である」』
(田口ランディブログ 「ほんとう」の呪い から引用)
面白いこと考えるなぁ、と一人感心する。ありがとうの先に「ほんとうに」と付けるのは、言う側の気持ちが「ありがとう」だけでは気が済まないからだと単純に思っていた。その場合、素直にその言葉を受け取れば良いのではないかなと思う。僕の場合それで一向に問題ない。

それに、別に言葉で薄まるのではないと僕は思う。僕などは「ほんとう」のオンパレードである。ランディさんは言葉に「ほんとう」をつけると、付けられた言葉は薄まると言うが、薄まてしまうのは「ほんとう」という言葉でなく、既に薄まっているから、人は「ほんとう」を付けるのでないかなと思ったりもする。そして薄めているのは誰だろう。まぁ、感じ方は人それぞれだから別に構わないが。

でも確かに「ほんとうの仕事」などと考えたことは一度もない。いつも目の前の仕事が大事だと思うし、それと同時にその仕事によって繋がる先を見るのも大事だと思う。これが本当の仕事か、等と考えること自体意味がない。それに答えるとすれば、それが本当の仕事としか言いようがない。逆に言えば、そう言うことを意識して仕事をしているわけでもない。

でもランディさんのブログを読めば、色々なことを考えているんだなぁと感心する。それはそれでとても為になっている。

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