2005/06/19

2005年6月19日の日記

■今日は久しぶりに朝よりツーリング。行き先を決めずにまずは東名に入る。走りつづける。しかしいやにハーレーが多いなぁとおもうが、気にしない。気になるのは、行き交うハーレー乗りが挨拶をしてくる事だ。昔であれば、ツーリング時は所謂ピースサインがすれ違いざまに交わされていたが、現在ではそういう共同体幻想は既に崩れているので(笑)、滅多に交わす事はない。
それを考えると今日はすごい。
時間を決めず、のんびりと、つまりはPAとSAに止まり止まり走り、御殿場で東名を降りる。箱根に行こうかと思ったが、箱根方面には嫌な雲がかかっている。そこで、山中湖方面にいき、そこから中央道に入って東京に戻る事にする。途中で、昼食を取り、見知らぬ土地を散歩し、またオートバイに乗る。そんな事の繰り返し。
時間と共に、オートバイの何台も見かける、しかも同じメーカー、行き交うオートバイは全て僕と同じと思えるほどだ。少し不思議に思い始める。
途中で右のウィンカーが電装系トラブルと思える状態で、点滅しなくなる。そこでコンビニエンスに立ち寄り状況を確認する。そこにたまたま一緒になったライダーと語る。勿論その方も同じメーカー。
「なんでこんなにハーレーが多いのでしょう」
と聞く僕に、彼は驚いて僕を見る。
「え、貴方はあれに来たんじゃないの}
「はぁ???」
聞けば、年に一度開催しているハーレーの祭典「富士ブルースカイヘブン」が行われていたとの事。そう云えばそういうのあったなぁ、と思い出す。しかも僕は入場券もバイク屋からもらっていたっけ・・・
気がつかずに、開催地と同じ場所に向かっていて、知ったときは終わっていたという、なんというこの身のアホさ加減。まぁ知っていたとしても行かなかったとは思うけど、その物言いが、負け惜しみに聞こえるのが不思議なところ。

■本当は別途記事をあらたに立ち上げたいほど最近気にしている事がある。それはブドウだ!
東京世田谷の自由が丘の近くにぶどう園があって、そこのブドウがたまらなく美味しい。世田谷で昔から果物を栽培していた農家があった。飯田さんといいう方で、その方のブドウは手間隙をかけつくられとても美味であった。その飯田さんのを師匠として、高橋さんがブドウを作り始める。僕が毎年行くぶどう園は高橋ぶどう園である。高橋さんのブドウへのこだわりは大きい。(世田谷ブドウ研究会のサイト
ブドウの品種は本当に多いが、高橋ぶどう園で食べる事が出来るのは、黒系では「高尾」と「高墨」「ピオーネ」、赤系では「紅瑞宝」「安芸クイーン」と「ハニーレッド」。
殆どの方のお目当ては「高尾」である。「高尾」は東京生まれの巨峰系ブドウであり、巨峰より若干小粒だが、甘味が強く、巨砲より断然に美味しい。種無し。
美味しいブドウを食べたくて、山梨まで行こうと思っていたとき、ためしに高橋ぶどう園の「高尾」を食したとき、他に行く気がしなくなった。黒系でこれに次ぐのは、藤沢のブドウくらいかも。
といっても全国には、食した事がない美味しいブドウがたくさんあると思うので一概には言えないとは思うが。でも出来れば一度「世田谷のぶどう」を食べて欲しい。
8月の一日、今だ決まらぬ日にちだが、指折り数えるブドウの日である。

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