「判決は、管理監督者を「経営者と一体的な立場にある者」と認定。店長は(1)企業全体の経営方針の決定過程に関与していない(2)権限は店内に限られている-ことなどから、肩書は店長であっても実質的に管理職ではないとした。」(東京新聞から)上記の解釈であれば、日本の多くの企業の管理職は実質的に管理職ではないとなる。別に判決の批判をするわけではない。「今回の判決が、管理職の範囲をあらためて明示したことで、経営側の拡大解釈論に一定の歯止めをかけることが予想される(東京新聞)」ことから労働者の立場からすれば悪い方向ではない。ただ実際との乖離は深いと感じただけだ。
マクドナルドは様々な面で象徴と見なされる。昨年の日本国内で異なる商品価格の導入は、国ごとによる価格差を持つグローバル企業ならではの発想とも言える。つまりは国内にグローバルを導入したのである。無論、グローバルというか、資本主義は差があることを前提にし、格差を造り出すことで資本の増加が得られる機構でもあるから、その考えを国内だけではなく社内にも適用するのは当然の発想とも言えないことはない。つまり「管理者」という名前の珈琲農園従事者を造るのである。その視点で言えば、判決は拡大化したグローバルという考えに対する反論とも取れる。
■【主張】透析患者増加 糖尿病予防の徹底が急務
僕の知り合いに透析患者が一人いた。かなり年配の方だが、透析を受けることの辛さを教えてくれた。透析と言うとまずその方を思い出す。僕に猫の育て方を教えてくれた。しかし後から知れば、その方は猫を飼ったことはなく、おそらく教えてくれた育て方は猫ではなく犬の育て方だったように思う。その猫は今でも一緒に暮らしているが、教えてくれたその方は数年前に亡くなった。透析は辛い。患者は毎年1万人づつ増えているという。
「透析患者を減らすには、まずは徹底した糖尿病予防が必要だ。生活習慣を変え、カロリーの過剰摂取と運動不足による肥満をなくし、血糖値に問題がある場合は、厳格な血糖コントロールが求められる。(産経新聞)」生活習慣病という名称は好きではない。個体差により発症の程度が違う為、まず自分の肉体の傾向を知る必要がある。しかし、若年のときは個体差は明確的でなく環境に合わせて同様に行動する。その結果が現れるのは青年から中年に達しようとするときだろう。勿論、誰の肉体ではなく自分の肉体であるから、出来うる限り自分が管理するしかないが、ケアとしての医療体制だけではなく、拡大する「自己責任」という概念の歯止めも必要だと思う。
■「社説:ガザ 「強制収容所」を終わらせよう」
「イスラエルはパレスチナ人の居住地域へ食い込む「分離壁」を造っている。そう思う。そしてその為にも広く情報が行き渡ることを願う。
国際司法裁判所は「違法」とみなし、国連総会も壁の撤去を求める決議を採択した。しかし、壁の建設はなお続いている。」
「「屋根のない強制収容所」といわれるガザの惨状を終わらせるにも、国際社会の良識と結束が必要だ。」
(毎日新聞から)
■Amazonが米国のみで展開しているDRMフリーの音楽配信サービスが2008年中に世界展開するそうだ。DRMについては使い勝手で色々な問題が起こるためAmazonの展開は嬉しい。ただ身近にレンタルCD店がある場合、やはり価格的にレンタルが優位と思う。さらにAmazonの展開が日本の音楽業界に受け入れられるかも未知数である。仮に受け入れられたとして、提供する範囲の限定、もしくは逆の流れを産む可能性、例えば悪名高い複製禁止CDの復活、も有り得るようにも思う。どうなってゆくのだろう、今後の展開が気になる。
■赤福
赤福が2月中に復活する。嬉しい。名古屋・大阪営業所での製造はなくなったが流通拠点としては残っているので、それほどの人員削減はなかったのではないか、などと想像する。製造拠点の縮小は事件の流れから見て致し方ないことだと思うが、逆に地域限定銘菓として市場価値は上がるかもしれない。船場吉兆も赤福も老舗の同族会社であることから同一視しがち。でも赤福好きの僕としては決して同一ではない。赤福にえこひいき宣言をする。
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