2012/02/12

ネタバレ

映画の感想に時折「これはネタバレです」とことわりの表示を見ることがあるが、僕にはこの「ネタバレ」の感覚がよくわからない。つまり特定の映画の粗筋を誰かに聞いたとしても、僕にとってはその映画を観て面白いかどうかは別の話のようだ。顕著な例が「シックス・センス」かもしれない。既に粗筋も結末も友人に聞いていたが、自分が初めて観てやはり最後の結末には驚かされた。単に記憶力が乏しいと言えばそれまでの話だが、自分ではそれだけでもないように思っている。誰かが語る粗筋はその人の印象だという思いがあるからだ。だから僕自身がその映画を観てどう思うかはまったく別の話になってしまう。逆に言えば、僕の映画の感想には俗に言う「ネタバレ」が結果的に多いことにもなる。粗筋を書いても気にしないからだ。

0 件のコメント: