2012/02/15

実は僕は擬人法が好きではなかったりする

家で猫と一緒に暮らしている、という書き方も擬人法かもしれない。それは僕の感情であって猫側の話ではない。そもそも暮らしという概念さえないかも知れない。でもどうしようもなく言葉は人間中心なので、僕が猫のことを書こうとすれば擬人的にならざるを得ない。僕は、だからこそ猫のことを書くときは細心の注意を持って書かねばならない、と思っている。猫を通じて僕の考えを述べることは避けたいのだ。

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