2012/02/16

会社のエレベータで

ほぼ満員のエレベータのなかで、女性が二人比較的大きな声で会話をしていた。
周囲は全員男性。年齢的にはおじさんと呼ばれる人たちだ。
「上司がさ、私のこと試しているような眼差しで見つめるのよ」
「えぇ何それ」
「そいでさ、あれやったかこれやったかとかうるさくて」
「うざいねー」
「仕事の話だけじゃなくてね、そのうちに人生論を語り始めるの」
「あはは」
「遠い先にこんなことをしていて会社は大丈夫だろうか、とかね」
「そんなのしるかー」
「そそ、あはは」
おそらく周囲の男性たちは彼女の話にダンボの耳だっただろう。
勿論僕も含めて(笑
でも人生論語り始めたら人生そろそろ終わりって思うよな。

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