2012/04/23

服のサイズ

体が大きかったので昔から着る服を選ぶのに苦労してきた。そういう苦労をしてきた人というのは根っこの部分で疎外感というか、人とは違う肉体を持っているという気持ちが強い様に思える。ただそれもある程度の年齢になり他の国の人々のことが見えてくると、例えばイギリスだったら僕の着れる服も沢山あるのにとか、そんなふうに考えるようになる。大げさに聞こえるかも知れないが、その結果、疎外感を土台にして他の国に目を向けるような、ある種のグローバルな視点も身についてくる。さらに洋服を造り売っているメーカの姿勢というのが美しい言葉を吐きながらも結局の所ビジネスでしかないこともわかってくる。

第一日本で売られている既製服は若く痩せている人(ある意味、虚弱児向け)を中心に考えられているのは間違いない。若者に媚を売るようなデザインにも辟易する。服装だけを捉えるとこの国は痩せている若者だけの国だ。ある程度の年齢になれば、あなたたちはこの色のこのスタイルで統一しなさいと言われているようにも思える。人に洋服を合わせるのではなく、既製品に人を合わせるとは本末転倒も良いところだ。でもその結果僕らは安く洋服を手に入れているのだからあまり文句も言えまいが。

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