2006/12/09

K100Dを使い始めて約2ヶ月

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ペンタックスK100Dを使い始めてから約2ヶ月経つ。それまで使っていたSONYのサイバーショットが不調となり、もともとデジタル一眼が欲しかった事もあって購入した。その間にK100Dの上位機種であるK10Dが発売され、そのカタログを見たり、実機に触ったりして、それまで思いもしなかったK100Dの不足部分が逆に浮かび上がってきた。と言っても、K10Dに買い換えるという話でもないのであるが。

K100Dは、使い始め早々から二点ほど不満があった。一つはファインダーの倍率がカタログ値0.85とあり、現行最新機に較べ若干低いこと、二つめがISO感度をAUTOにした時、露出補正を行うとISO200に固定されてしまうこと、だった。一つめはK10Dでは倍率0.95倍に改善されている。でも後日、ファインダーオプション「O-ME53」を装着すれば倍率がさらに1.18倍することがわかった。僕の眼が近視のうえ乱視も混じっているからか、ピントを合わせるのに苦労していた。

だから、このオプションは僕には必須だと思っている。

二つめは、K10Dで改善されているのか確認していない。その他、細かな点では、デジタルフィルターがRAWでの撮影時には使えないとか、RAWファイル形式がペンタックス独自形式しか使えないとかあるが、それらは別途現像処理などで加工が可能なので、特に不満を感じているわけではない。

上記二つの不満を見る限り、僕にとってK100Dは、殆ど満足しているカメラであることが逆にわかると思う。でもK10Dが登場し、その仕様を知り、羨ましくなるのが二つあった。それは解像度の話ではない。防塵防水対策が施されているフレーム、RAWへの一時的な切り替えボタン、これらはオプションなどでは如何ともしがたい機能なので、K10Dを触った時、一瞬買い換えようかという思いが浮かんだ。

K100D購入時は、練習も兼ねて色々なモノを撮った。その時はJPEG形式での撮影が殆どだった。RAW形式は以前のコンパクトデジタルでは機能としてなく、正直言えばRAWがどういうモノなのかも全くわからなかった。でも試しに一度RAW形式での撮影をし現像処理を行ってから、その面白さ、写真を自分のイメージに近づけられること、等から離れられなくなった。今では殆どRAW形式となった。

そうなるとK100Dに標準添付していたRAW現像関連ソフトの性能が気になってきた。一言で言えば、標準添付ソフトは最低限の機能しかない。撮影だけでなく、現像処理によりイメージを構築していくのも、デジカメでの面白さの一つだと思う。

少なくとも僕はそうだ。その点で標準添付ソフトは不満が多い。そこで別途にSYLKYPIXを購入した。後は折角の一眼なので、色々なレンズを使っていきたいと思う。今のところレンズキットのレンズしか持っていない。レンズ購入で狙っているのは、とりあえずは固定焦点で明るいレンズ。出来れば被写体深度が浅く、絞りバネ枚数が多いモノが良い。

昔のレンズも視野に入れ、色々とネットで情報を見ている。その他、撮影対象としてネコが多いせいか望遠ズームも欲しい。それは200mmもあれば十分。それらもぼちぼちと揃えていければと思っている。

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