2005/05/10

2005年5月10日の日記

■バイクがないがない
バイクが戻って二日目。家の前の駐車スペースに置かれているバイクを見る。
この数ヶ月、そのスペースには「バイクがない」があった。しかしバイクが戻ってそこにあると、今度は逆に「バイクがない」がないに変わっているのが面白い。

■イギリス人の患者
帰宅時に駅の近くのブックオフで本を購入。「イギリス人の患者」が105円だった。映画にもなったこの作品、以前から読みたかった。映画は面白かったが、何処が面白かったのかと自分に問えば、それがよくわからない。しかも、再び見たくないという気持ちの方が強い。この自分にとっては正体不明の感想によって、逆に忘れられない映画ともなっている。だから映画でなく書籍が読みたかった。

■昨日記事の補足説明
昨日の記事「LOVELOGトラブルの行方」について、メモとして補足説明をする。
昨日の記事で結局言いたかったことは、企業一般の事とKDDI独自の事により、トラブル解決はそれなりに時間がかかるということだった。
トラブル対応といえどもコストはかかるわけで、担当者の方は大変だと思う。何故なら彼らには決済をもらう為の説得材料が乏しいと思うからだ。それは彼らのせいでなく、企業としての方針がKDDI側としてブログにないのが最も大きいと思う。ただ、携帯電話用のブログサービスを立ち上げることでもあり、この際設備的にLOVELOGとシェアする方向で動けば、良いのでないかなと愚考する。
auとシェアすることで、トラブル対応も従来よりは素早くなるだろうし、体制も現状よりはましになる様に思う。などと思うが、余計なお世話か。

■図書館での風景(その1)
2才くらいのお下げの女の子が階段を勢いよく下りてきて、僕の隣の長いすに座ろうとしたが、上手く座れずに椅子からころりと床に一回転した。
幸い何処もあたらず、ただころりと一回転しただけだが、間近でのことだったのでビックリした。
女の子は目が点になって、僕の顔を見る。目と目が合う。「大丈夫?」と聞くと、黙って顔全体で何度もうなずき「うん」という。良かったと思ったら、その子は階段ではなくエレベータで下りてきたお母さんを見つけ、「わーん」と泣きながら全力で駆けていき、ひしっとお母さんに抱きついた。そして抱きつきながら「いたいよー」と言っている。でもものの10秒も経たないうちに、けろっとして一緒に図書館の中に消えていった。可笑しくなった。

■図書館での風景(その2)
今度は女子高校生が3人、となりの長いすに座った。一人の子が携帯を気にしている。電波の受信状態が悪いというのだ。図書館は、ホール状になって1階から見下ろせるが地下にある。そこで、その子は階段の地階と1階の中央付近まで行った。そこは丁度階段ガラス越しに、地階から彼女の全身が見渡せる。残った二人のうち、一人が携帯チェックをしている彼女の丁度真下まで行こうとする。すかさず椅子に座っていた子が、階段の途中でメールチェックをしている子に声をかける。
「***、そこにいたらダメ、奧に行って」
真下に近づこうとした子が、長いすに座っているこのところに戻って聞く。
「なんでわかった?」
「私も同じ事考えたから。真下からみえそうだなって」
女の子同士でもそう言うことを考えるのかと、印象に残った。

全て隣の椅子での出来事。昼休み、会社近くの図書館での風景。

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