連休中に読んだマンガのメモ
・ZETTMAN(桂正和)
1-2巻目がなかなか面白かった。3巻目以降はすこし作りすぎ。SF物かな。
・いばらの王
これもSFで脱出物。テンポが良い。次の巻が待ち遠しい。
・ホムンクルス(山本英夫)
なんか誇張しすぎで作りすぎ、続けて読む気がしない。殺し屋イチの時もそうだったが、作家と相性悪いかも。
・神々の山嶺(谷口ジロー)
原作は夢枕獏。なんていうか、小説は書き手と読み手で序盤から終盤に至るなかで、お互いに盛り上がるリズムというのがあると思うけど、谷口ジローの場合、筆力があるというか、終盤まで均一の品質というか、視覚的になるとそれが相対化され、逆に終盤での盛り上がりに欠ける様に思えた。勿論、良い作品であることは間違いないとは思うのだが、なんか尻つぼみという感じかな。現在進行中の漱石の時代は面白いというか僕好み。お、書いてみて初めてわかったが、谷口ジローについて書くことが多い。
・かわぐちかいじの作品「ジパング」は毎週読んでいるが、彼の作品って、最初は良いのだけど、中盤あたりから終盤にかけてついていけなくなる。勝手のどうぞという感じになってくる。ジパングは徐々にそんな感じかな。つまりあれも中盤に来ていると言うことか。
・PLUTO2巻目
浦沢直樹は何を書いても浦沢直樹だな、って当たりまえか。僕の言いたいことは、この作品手塚治虫を底本にして書かれているけど、どうも進み具合がモンスターぽくないかということ。
実際に鉄腕アトムの原作は読んで頭の中に入っているけど、本作ではアトムのエキスが良い具合に抜かれていて、期待して読んでいるだけに少し展開に危惧を抱いている。
・エマ5巻目
少し前に発売されたのは知ってたけど、読んだのはつい最近。エマ論誰か書かないかなぁ。僕には難しいのは承知しているので他力本願。しかし、今後の展開が益々楽しみです。
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