2005/05/11

イラクで日本人が武装勢力に拘束

一般によく知られていることだが、アメリカ軍のイラク統治の多くはアウトソーシングされている。それはアメリカ軍が国際法上出来ない仕事を軍にかわり遂行することでもある。

勿論、軍隊における諸業務のアウトソーシングは多い。外人部隊が最も知られているとは思うが、他にも兵隊の訓練委託、衣食住の世話の請負等と範囲も広がっているようだ。
暴力を占有するという国家観が、暴力をビジネスとして、側面もしくは暴力そのものを取り扱う企業の台頭によりほつれが出ているという思いにとらわれる。

正直言えば、その中に日本人がいるとは思いもしなかった。いても良いのだが、それゆえに、正直言えば今までの人質事件と較べて気持ちが動かない。彼がプロ中のプロのイメージが強い。言うなれば彼はミスを犯したのだ。

ただ、重傷を負っているという。早々に手当をしなければ命に関わるとも思う。その点において気にはなるし、早めに救出して欲しいとは願っているが、なんだろうかこの感じは・・・。

事件の推移を静観する。助かって欲しい。

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