2012/03/29

冬になると黒とかグレー系が多くなる。最近特に冬は黒を着ている人が多い。昨年コートを買いに行ったときに、店員から最初になくなる色が黒だと言われ勧められた。初めから黒を買うつもりがなかったので「黒はいいです」と言ったら、「黒は若い人が着ているから抵抗がありますよね」等ととんちんかんな答えが返ってきて思わず苦笑いをした。いつから黒が若い人の色になったのだろう。でもそういう眼で見てみると確かに若い人の多くは黒を着ている。僕の時代はネイビーだった。ネイビーが男性の洋装の基本色だった。まずはそこからズボンだとかの他の洋服を合わせていった。黒だと他の色を合わせる楽しみはおそらく半減するのではなかろうかと余計な心配をする。また黒は色ではないと僕は教わった。モノトーンでの色あわせはシックになる。でも色を楽しむという感覚は薄いように思える。それに僕自身モノトーンの群衆に見飽きてしまったのある。4月になればもっと多くの色が溢れてることだろう。そう期待しながら春を待ちわびている、と思っていたら来週は既に4月。多くの色の世界がまずは人間界ではなく自然界から溢れ出す。

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