投壜通信としてのブログ
宮沢賢治の永訣の朝ではみぞれは「蒼鉛いろの暗い雲」から落ちてくる。東京は街の明かりに反射し暗い赤紫色の空だ。賢治の妹のとし子は現代の東京の雪を望んだろうか。放射能混じりかも知れぬ雪を。そんな愚にもつかぬ事を考え夜の駒沢公園を歩く。それでもやはり彼女は賢治のために陶椀一杯の雪を求めるのだろう。
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