2004/12/19

バイクが戻ってくる

警察から電話があり、証拠として警察署に保存されていたバイクが戻ってくることになった。と言っても、戻す時期とか手筈についてはこれからの話となる。

実は期待していたことがある。一度警察に電話したときに、盗賊団から押収したバイクの部品が全てそろっているかを確認するために、警察でバイクを組み立てるという話があり、それを事前に聞いていたからだった。でもどうも検察側がそれを了承しなかったようで、バイクは解体された状態のまま、戻ることになる。

つまりは、バイク屋と僕自身が段取りを決め、バイク屋に輸送し組み立てを行う必要が出てくる。正直言ってこれはかなり痛い。多分全てに数十万円かかる事が予想される。まだ警察には引き取りの連絡をおこなっていない。寒いこともあり、年末年始も間にはいることから、来年1月中旬くらいを目処に考えている。

しかし、ここにきての出費は痛い。盗賊団が捕まったのはうれしいけど、被害者にとっては二重三重の痛手になる。たかがバイクでこうなのだから、さらに重大事件の被害者のことを考えると、大変な思いをされているのだろう。

バイクで事故を起こした時と、今回の盗難は少し違う。目の前にいきなり車が現れ、急ブレーキ、そして転倒。この時は、事故当事者である車の運転手の方の顔をみて、話をする事が出来た。その事で相手の人柄と状況も理解でき、その中で、相手へのわだかまりとか怒りの気持ちも自然と時と共に霧散していった。

でも今回の盗難は加害者と僕は一切会っていない。当然に僕の気持ちは、この件では宙に浮いたままでもある。一度気を晴らすためにも、警察に頼み盗賊団の1人にあって、この気持ちをぶつけてみたい気持ちにもなってくる。

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