「Microsoftが米国時間6日に「Windows Anti Spyware」アプリケーションのベータ版を発表した。同社は、Windowsユーザーに対してスパイウェアから身を守る手段を提供する目的で、この製品を開発した。スパイウェアは、ユーザーの気付かぬうちにコンピュータにインストールされてしまうソフトウェアのことで、画面にポップアップ広告を次々に表示したり、コンピュータの動作を密かに監視したりする。」
(CNET.COMより)
「Windows Anti Spyware」アプリケーションのベータ版はここからダウンロードできます。対象OSはWindows2000、XPです。
「Microsoftが12月に買収したスパイウェア対策ツールベンダGIANT Company Softwareの技術をベースに開発された。」(CNET.COMより)
通称GAS(GIANT Anti Spyware)と呼ばれたアンチスパイウェアの特色は、SpyNetと呼ばれるコミュニティを形成し、そこでユーザの判断もスパイウェア決定の材料にする事らしい。逆に言えば、インストールするときSpyNetにアクセスされ、自分のPCの内容が伝わってしまう事になる。勿論それが嫌な人はインストール時に拒否すればよい。また後からでも設定は可能。
今回GASからMAS(Microsoft Anti Spyware)に変わったが、インストール時の画面を見る限りにおいては、全てGASと同じ。買収から1ヶ月で提供すると言っていた意味は、多分簡単なテストのみだったのではないだろうか。
GASの場合、98SEも対象となっていたが、今回のMASになった時点ではずされている。一部噂では、GASは98SEを対象としながらもシステムリソース不足から色々な問題があったらしい。そのためのMS側の判断があったと思われる。
スパイウェア対策ソフトは、Ad?AwareやSpybot SeachやDestroyが知られているが、GASも評価が高かったらしい。(ここ)
MASのインストールは全て英文なので、PCに慣れていない方はとまどうかもしれない。その場合は、このサイトにインストールの仕方が詳しく載っているので、参考にして欲しい。
なお、インストール時にはOSのプロダクトキーの投入が必要。(通常はPCの側面に貼り付けてあります)
追記:早速インストールして動かしてみた、結構動作が速い。僕としては、なかなか良い印象を持った。MSは今後この製品をどの様に提供していくか、今のところ未定だが、出来ればこのまま無償提供してくれると嬉しい。
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