岡山県の主婦・貝畑和子さん(50)。マラソンで7カ月、約9000キロ走破しウラジオストクに。(産経新聞サイトから)
快挙としか言いようがないと思う。そしてこのニュースを聞いて元気をもらったような気がする。
僕はランニングの世界の事は全く知らないけど、9000Kmの距離を走り抜ける事の凄さは想像できる。調べてみると貝畑さんはウルト ラマラソンではかなり知られた人で、数多くの記録も持っていられる方らしい。例えば「ラン・アクロス・アメリカ」というレースがある(実は今回始めて知り ました)。ロサンゼルス?ニューヨーク間の約5千キロを71日間かけて走るレースとの事。過酷なレースなので毎年開くレースではないけど、貝畑さんは出場 し見事完走している。その時の貝畑さんのインタビューが印象的だった。なぜマラソンを始めたのですかとの質問に彼女はこう答えている。
「19年前に次男を6歳で亡くしました。白血病でした。全身全霊をかけて看病してきた息子がいなくなり、自分というものが無くなってしまったような気がし て、何もやる気が起こらなくなっていました。でも、残った3人の子どもを見ていたら、このままじゃいけない、元気で健康なお母さんにならないと、と思い直 し、ジョギングを始めました。(以下略)」
また続けてママさんランナーへのアドバイスとしてこう話している。
「記録を追ってもいいけど、走ることは仕事じゃない。市民ランナーなら、きついと感じるより、幸せを感じられる走りをした方がいいと思う。(中略)今後も、地球のいろんな大自然の中を走り、多くの人たちと出会いたい」
今回彼女の気持ちがまた一つ実を結んだ。素晴らしい事だとあらためて思う。この7ヶ月間苦しい事も多かったと思うけど、貝畑さんの言葉を借りるのなら幸せを感じる時間でもあったと思う。
でも快挙のわりに取り扱いが小さいと思うのは僕だけでしょうか・・・・
(関連サイト)
「シベリアの風だより」今回の貝畑さんのランニング日記
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