2004/10/08

モーターサイクル・ダイアリーズ

10月9日より全国でロードショー公開される「モーターサイクル・ダイアリーズ」は見に行こうと思っている映画の一つだ。日本公式サイト公式サイト(写真はこちらの方が大きくて良い)

23歳の医学生エルネストは、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに駆(の)って南米大陸を縦断する冒険の旅に出 る。それは金も、泊まるあてもなく、好奇心のままに10,000キロを走破する無鉄砲な計画だった(中略)冒険心、情熱的な魂、旅を愛する心でつながれた 二人のゆるぎない友情。心をふれあったすべての人に、惜しみない愛を捧げた、エルネストの瞳に映る南米大陸の様々な風景。その記憶が彼の未来を変えた。日本公式サイトから、エルネストは将来チェ・ゲバラとよばれる事になるあの革命家です)

内容も面白そうだ、でも僕がこの映画で一番見たいのは1939年製のバイクNorton500だ。
多分OHVシングルエンジ ンだと思うけど、昔に写真をみて美しいと思ったエンジンだった。Nortonは1898年に英国で誕生した名門メーカーだ。実質的には1969年製造の Norton Commandoが最後のバイクになったと思っていたけど、20世紀末に復活した。

昔の話だけど僕はブリティッシュバイクが大好きだった。しかもシングルもしくはツィンのバーチカル(直立)エンジンで形式はOHVもしくはOHC。日本製のDOHC4気筒エンジンはエンジンのヘッドが大きく美しいと思った事は一度もなかった(それは今でもそうだ)。
そうなると必然にクラッシックバイクに向かうようになる。そんな時、家の近くにNorton Commandoが時々駐車しており、羨望の眼差しでそれを見ていたのを思い出す。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」は東京では恵比寿ガーデンシネマで公開する事になっている。恵比寿ガーデンシネマと言えば「スモーク」をロードショー公開した映画館。スモークの原作脚本のポール・オースターが大好きで期待を込めて見に行った記憶がある。その期待は裏切られる事はなかった。記憶に残る映画になった。またこれはレンタルで初めて見た映画だけど「ボーリング・フォ・コロンバイン」もこの映画館で封切り公開されたと思う。その恵比寿ガーデンシネマの開館10周年記念として上映するのがこの映画となる。それらも含めて十分に僕のツボに入っている映画だと思う。これは行くしかない。

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