2004/11/10

ブログを始めてから1ヶ月半たって思うこと

2004年9月27日にWeblog(以下ブログ)を始めてから約1ヶ月半経ったことになります。このMEMOと題するブログを始める時に、僕は以下のことを書きました。

「世の中に何かを伝える物が何もない自分にとって、Blogを始めると言ってもそんなに大層な事は出来ない。ただそんな自分でも続ける事によって、自分の何かが見えて来るに違いない、そんな気持ちから始めていきたいと思う。」

「自分の事を知りたい気持ちから書いていこう」という気持ちから始めたので、ブログの名前も、「本稿」の意味でなく「覚え書き」の意味である 「MEMO」を使いました。それは、今後色々と考えていく時に考えも変わるかもしれないけど、まずは今の考えを記録しておく気持ちからです。勿論ブログと して発表した以上、自分の書いたものに対して責任を持つ必要があると思っています。「MEMO」だからと逃げるつもりは全くないのですけど、自分にとって は当初の気持ちから、その様な位置づけのタイトルとしました。

初めは、自分が勤める会社の業務の事を考える内容に終始しようかなと考えたのですが、逆にそれは未だに実現していません。(拙いさわり程度の内容でしたら「知識は信念」というタイトルで掲載しています)

1ヶ月半経って思うことは、自分が書くと言うことよりも、人のブログを見て色々と勉強になった場合が多かったと言う事です。人が特定の組織もしくは 業界で働くと言うことは大なり小なり世界が限定されてしまう傾向にあると思います。勿論そうではいけないとは思いますが、より専門性を求められるとなおさ らその傾向が強くなるような感じを受けています。その例にもれず、自分のことを振り返ると、自分もそうである様に思えます。

自分でブログを始めることにより、人のブログを読む機会が増え、良い意味での刺激になった様に思えます。そして、多くの人のブログで意見を読み、い ままで考えもいなかった事を知り、その考えを自分なりに整理し付け加え、さらにその考えを元に他の意見を読み・・・というふうに「考え」を循環して進めて いく事が楽しくもありました。

ナレッジで言うと、「知識」を共有し、他の「知識」とぶつけることで新たな「知識」を創り出していく過程を自分の中で実践できた様な印象です。勿論、内容はたいしたことではないのですけど・・・・

新たな考えの中で、1つ具体的な例をだすとイラク問題についてです。
多分ブログを始めていなければ、僕にとってイラク問題は新聞の1つのネタにしか過ぎなかったのではないかと思っています。つまり新聞・テレビを見て同情す るけど、それ以上の思考は進めなかった様に思えます。同じく人質事件についても同様です。今回自分の気持ちが、あの事件で揺れに揺れた事は実は意外でし た。イラク問題については、未だ自分の中で靄となっている部分もありますが、今まで考えなかったことから見るとだいぶ違うように思えてきます。

今まで書いたものを読み返してみると、どちらかというと好奇心で書いた物が目立ちます。それはそれで良いのかもしれませんが、自分にとっては、それ だけで終始してしまうと火事場の野次馬と何ら変わりはないと思っています。興味をもち掘り下げる事には少し長い時間が必要だと思います。その為、今後もこ の場を借りて、同じ話題を何回か繰り返して進めて行ければと思っています。

また僕はブログを始めたばかりなので、今後このブログのスタイルも変わっていくと思います。とりあえず変化の第一歩として、次ぎの2つを徐々に始め ていきたいと思っています。一つめはモブログ(写真)を別のブロブに移動します。二つめは、自分の名前(リアル)の掲示です。僕の名前を掲示したからと 言って、他の人から見ると「Amehare」と同様に1つの記号としての他、何の意味もない事だと思います。これは自分に対する事としてやるつもりです。

世の中の事を含めわからない事が多いので、結果として今後も拙い考えを載せていくことになるとは思いますが、このささやかなブログを続けていきたいと思っています。

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