イラクで過激派の人質になったマーガレット・ハッサンさん(59)が殺され、その殺害ビデオをアラビア語衛星テレビ「アルジャジーラ」が入手したらしい。不確かな情報であることは間違いないが、僕の中で香田さんの事件が蘇る。(関連記事)
も し事実であれば、その過激派はイラク国籍のイラクの人のために30年働いてきた女性を殺したことになる。その過激派にとって、国籍もその人の主張も無関係 らしい、問題は人種のみと言うことなのかもしれない。イラクではマーガレット・ハッサンさんと同様に結婚等で後からイラク国籍を取得した人も多いと思うの で、衝撃を受けている方も多いのではないだろうか。また、過激派の内容は知らないので何とも言えないが、イラク国籍の彼女を殺すとき躊躇することはなかっ たのだろうか?
結婚して30年イラクで生活してきた彼女の誘拐に対し、英国での反応はどうだったのだろうかと気になる。イラク国内では、それでなくても多くの人が殺されている現状なので、彼女の事を意識する事は薄かったのではと想像する、だからこそ英国国民の反応が気になる。
ただしこの記事も現状では不確かなのは事実だ。以前からそうであったように、ニュース記事はそこに何らかの意図が隠されている場合が多いと思う。
マーガレット・ハッサンさんの死が事実であれば、本当に痛ましい事だと思う。それと同時に死者10万人とも言われているイラクでの民間人一人一人の命が自然にクローズアップされてくる。それらの方々は日本では名前も伝わらない。
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