2004/11/17

イブラヒムおじさんとコーランの花たち


「モータサイクルダイアリーズ」を見に行ったときに予告編で紹介していた映画「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」が気になっている映画の1つ。オマーシャリフ主演と言うだけで食指が動いてしまう。「オーシャン・オブ・ファイヤー」で久しぶりに姿を見た時は、もうそれだけで嬉しく、あの映画の評価が僕の中でかなり上がった。

「アラビアのロレンス」「ドクトルジバコ」と色々な名作に出ているけど、僕にとってはやはり「ドクトルジバコ」が一番かも。勿論DVDでしか見てないけど、東洋的で精悍な顔つきで目が印象的だった。
「オーシャン・オブ・ファイヤー」では最初わからなくて(ううう、情けない・・・)、部族長の役だったけど、渋くて良い役者だなぁとおもって見てたら、中盤くらいでもしかしてと思い、後半になってやっと気がついた(我ながら鈍い)。

こ の映画はオマーシャリフが脚本を見て、イブラヒムの役は自分しかないと思ったとどこかで聞いた。予告編で、少年モモがイブラヒムの店の商品を盗もうとした 時に見つかった時に、イブラヒムがモモに言う言葉が「盗むときはわしの店だけにしなさい」(不確かだけど、おおむねこんな感じです。)それだけで、良い印 象を持ってしまう。

オマーシャリフも今年で72才。でも昔の雰囲気をそのまま持っている感じがして凄いと思う。勿論役者は役だけではその 人の事はわからないけど、きっと自分の人生を自然に歩んできたんだろうなって思う。こんなに気に入っている俳優なのに、僕にとっては初めての映画館でのオ マーシャリフになるだけに映画がとても楽しみ。

11月20日から恵比寿ガーデンシネマで上映します。

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